八戸中心街でのテレワークならここ! 〈Lounge minato〉で一日を過ごしてみた。【十三日町】

2020年6月1日、施設のリニューアルなどを行いグランドオープンした〈ホテルグローバルビュー八戸〉。中心街のメインストリートに立地するホテルです。グランドオープンに伴い新設された、ホテル2階フロント隣にある〈Lounge minato〉は、宿泊者以外でも利用ができる、待ち合わせやビジネスにぴったりな中心街の新しいおすすめスポット! 今回は無料Wi-Fiやコンセントのある〈Lounge minato〉でテレワークの様子をご紹介します。

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なつめ-natsume

1995年生まれ。青森県八戸市出身・在住の駆け出しライター/フォトグラファー。郷土愛たっぷりな3人組『海猫ふれんず』として、八戸圏域の魅力発信を中心に活動中。誰かが守り続けてきてくれた今ある地元を、今度は自分たちが守り、未来へ繋げることをテーマに日々成長していければと思います。

『海猫ふれんず』
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“みなと”があるのはホテルのラウンジ?

店内に足を踏み入れるとシックで洗練された空間が。オレンジ色に灯る照明があたたかく室内を照らし、落ち着きのある〈Lounge minato〉は、宿泊者以外でも利用可能なホテル内のカフェ&バーラウンジ。ワークスペースやライブラリもあり、ゆったりと過ごすことができる場所です。

〈ホテルグローバルビュー八戸〉は今回のグランドオープンに伴い、最上階のレストランをリニューアル。朝日が降りそそぎ、八戸の町並みがパノラマのように広がるそこは〈Restaurant sora〉と呼ばれています。そして一日の疲れを癒してくれる大浴場〈Spa umi〉がラウンジ横に新設。天には空が広がり、安らぎの海のそばにあるラウンジ。多くの人々が集い、活気のある場所になってほしい。そんな願いを込めて名付けられた〈Lounge minato〉。

八戸が誇る東北有数の漁港や、国内最大規模の朝市・館鼻岸壁朝市を思い起こすような名前の由来に、八戸らしさを感じます。

あれ? あの後ろ姿は……。

テレワーク中のはちまちライター小田桐でした。お疲れさまです!

ラウンジ内は無料Wi-Fiやコンセントの利用が可能。空調が整えられ、緑のある落ち着いた空間はテレワークにも最適なので、ストレスなく作業に集中することができます。こちらのスペースは窓に面しており、メインストリートの賑わいを感じられるため、仕事中でも息苦しさを感じず、伸び伸びとアイデアを生み出すことができるはず。

 

ホテル手作り、八戸らしさあふれるスイーツ!

カウンターでドリンクやスイーツを注文。無料Wi-Fiの接続方法もこちらで確認できます!

午前中から仕事をしていたという小田桐。お腹が空いてきたので、お昼ごはんを食べるそう。さっそくカウンターへと向かってみましょう! 〈Lounge minato〉では平日のみホテル内の厨房でつくった軽食を購入することができます。メニューは日替わりで変化し、カウンターで確認できるのです。今日のお昼は何が食べられるのでしょうか。

「からあげ弁当」500円。

本日はからあげ弁当の日。こちらなんとお味噌汁つきで、からあげのほか、わかめごはん、チンゲン菜とツナの和え物、キクラゲとたまごの中華炒め、ポテトサラダととってもボリューミー。ジューシーな鶏肉に舌鼓を打ち、野菜もバランス良くいただけます。身体におみそ汁が優しく染み渡っていき、疲れた脳も元気を取り戻すようです。

「おせんべいティラミス」300円。

ごちそうさまでした! 美味しかったなあ。でももちろん、スイーツは別腹ですよね。しっとりとした甘いティラミスの底面に、コーヒーに浸したせんべい汁用の南部せんべいを敷いている、おせんべいティラミス。口に含むと、ふにゃりとした不思議な食感が……。ティラミスの甘さが染み込みながらも、独特の歯ごたえが残っている南部せんべい。ソフトクリームのワッフルコーンを思い浮かべるような味と食感に筆者は感じました。みなさんはどのように感じるでしょうか?

「レアチーズケーキ」300円。

さっぱりとした甘みのあるレアチーズケーキの上に、生クリームとレモンソース、そしてちょこんと飾られているのはチョコレートでできた小さなウミネコ。〈Lounge minato〉にもウミネコたちは遊びに来てくれたんですね。

これらのスイーツもホテル内の厨房で手作りされたもの。スイーツは季節ごとでメニューが変わっていくそうです。またコーヒーをはじめとしたドリンクのほか、ビールなどのアルコール類や八戸名物「なかよし」などのおつまみ、ソフトクリームなども販売していました。

 

八戸の魅力に囲まれたライブラリでゆったり読書を。

メインストリートの賑わいを楽しみながらゆったりと過ごせるスペースも。

スイーツも食べてすっかりお腹はいっぱいに。仕事を再開する前にリフレッシュ。ラウンジ内を歩いてみることにしました。フロアの壁面には、ホテルスタッフが撮影したという、青森県の春夏秋冬の写真が飾られており、青森県の自慢の自然を目で楽しむことができます。観光地の説明と簡略的な地図も一緒に掲示されているため、次のお出かけの候補地を探すのにもぴったりです。

〈Lounge minato〉では、八戸市が実施するまちづくり戦略のひとつ、教育プロジェクト「本のまち八戸」の取り組みに賛同し、ライブラリを設け、青森県出身作家や郷土ゆかりの書籍などを70冊ほど設置しています。民芸や旅、猫などの可愛らしい動物の本のほか今人気のアウトドアの本など種類が豊富。料理本はホテルのスタッフも参考にするほどの本格的なものが揃っています。ライブラリの本は随時入荷しており、その日の気分でさまざまな本を楽しめます。

親子連れで遊びに来る方も多いそう。ライブラリには子ども向けの絵本も用意されています。

 

中心街に生まれた新たなおすすめスポット!

さあ、息抜きも終えたところで仕事に戻りましょう。こちらのWork stationにもコンセントが設置されており、壁際には青森ゆかりの本がディスプレイされています。メインストリートを見下ろす窓際のスペースとは違って、静かに集中して作業に取り組むのにぴったりなスペースです。

おや? お仕事が終わったようですね。今日も一日お疲れさまでした!

こちらのソファスペースのクッションには、青森県の南部地方に伝わる南部裂織でつくられたクッションカバーが。裂織ならではのあたたかみに、ついうとうとしそうに……。疲れたときはこちらでのんびり過ごすのも良いですね。南部裂織はラウンジの壁やカウンターにもディスプレイされています。ぜひ探してみてくださいね。

〈Lounge minato〉のデザインコンセプトは“編む・積む・重ねる”から始まりました。それらは壁面に飾られた南部裂織や、八幡馬が佇むライブラリのテーブル、ランプシェードなどで表現されており、ホテルらしく格調高いシックなラウンジに、落ち着きとあたたかみをプラスしています。

青森や八戸の自然・郷土の魅力が至るところに再現された〈Lounge minato〉。軽食のテイクアウトや、ビジネスでの利用、そして中心街を歩き回ったあとのちょっとした休憩にも、誰でも気軽に利用ができます。八戸が誇るみなとまちのように、人々が集い活気があふれる“みなと”が、新たに中心街に生まれました。

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