今日はここで語ろう。サッカーチーム『ヴァンラーレ八戸』を応援する飲食店4選。【八戸市】

ヴァンラーレ八戸の大きな節目となるシーズンが始まりました。 はちまちでは、今季のJ2昇格を祝して、クラブにまつわる記事を2回にわたり公開します。第1弾として、サポーターが集い、自然と話が弾む、そんな八戸の飲食店4店舗を紹介。 あの試合、あのゴール、あの瞬間を、誰かと語りたくなったら——。 八戸には、クラブを応援し続けてきた素敵な飲食店があります。 ※2月〜 明治安田J2・J3百年構想リーグ ※8月〜 明治安田J2リーグ

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yui-o

青森県八戸市在住。2024年1月より他県から移住し、すでに八戸の魅力の虜に。
ナチュラルな食、そしてスポーツ観戦への関心が高く、八戸の食やスポーツと出合う場に積極的に赴く日々。

①わっつり
ユニフォームがつなぐ縁。サッカー好きが集う炭火焼〈わっつり〉

炭火焼〈わっつり〉は、焼き鳥と炭火料理を中心に、サッカー好きが自然と集まる長横町れんさ街の一軒です。店内の壁一面にはヴァンラーレ八戸をはじめ、全国各地のクラブのユニフォームやタオルマフラーが並んでいます。その多くは、アウェイサポーターが「飾ってください」と置いていったもの。これまでに来店したサポーターは57クラブにも及び、ホームもアウェイも分け隔てなく迎え入れる空気が店に根付いています。

店主がヴァンラーレ八戸を応援し始めたのは約10年前。もともとは日本代表戦を中心に観戦していましたが、店にサッカーグッズを飾るうちに選手やサポーターが集まり、自然とJリーグ、そしてヴァンラーレ八戸への思いが深まっていきました。アウェイ戦の日には「わっつりビューイング」として店内のモニターを使って観戦会を開催し、昨季はほぼ全アウェイ戦を放映。子連れの来店も受け入れ、世代を超えてサッカーを語れる場となっています。

名物は、串に刺さず炭火で豪快に焼き上げる「炭火ボーボー焼き」。香ばしさとジューシーさが魅力です。サポーター限定で提供される「おまかせ3種ミックス」には、クラブが育てて収穫したにんにくを100%使用した「俺たちのスタミナヴァンたれ『にんにくマシマシ』」を使用。クラブとのつながりを味でも楽しめます。さらに、非売品のジョッキで提供されるチームカラーの緑色をした「ヴァンラーレビール」も人気。サッカーを語りながら、料理とお酒を楽しめる一軒です。

<shopinfo>

住所:青森県八戸市長横町18-14
営業時間:18時~翌1時 (翌0時30分LO)
 定休日:無休 

 

②サブログ
まちとクラブが混ざり合う夜に訪れたい! みろく横丁のワイン屋台〈サブログ〉

ワイン屋台〈サブログ〉は、みろく横丁にあるカジュアルなワインバーです。
「カジュアルにワインを楽しんでほしい」がコンセプト。店名には、みろく横丁の「3と6」、そして360度あらゆる方向からワインを楽しんでほしいという思いが込められています。もともとはサッカー色の強い店ではありませんでしたが、副店長が試合に足繁く通う熱心なサポーターであること、そして常連客やスタッフの影響もあり、次第に“サポーターが集まる場所”へと変化していきました。

試合当日には、店の暖簾にヴァンラーレの旗と一緒に対戦相手チームの旗やカラーを掲げるのがサブログ流。
これはアウェイサポーターも歓迎したいという思いからで、実際にホーム戦の夜には、まち全体がクラブカラーで混ざり合う光景が生まれるといいます。

試合後に選手がふらっと立ち寄り、「ありがとう」と声をかけたり、サインを残していくことも珍しくありません。店主の観戦日にはスタッフがシフトを調整して協力するなど、店全体でクラブを支える姿勢が根付いています。

サポーターにも人気のオリジナルのポテトサラダも一緒に。

サブログ最大の特徴は、 20種類以上のワインをグラスで楽しめること。世界各国のワインに加え、八戸のワインも楽しめます。

中でも注目したいのが、オリジナルワイン「TASOGARE TASOKARE(黄昏誰想彼)」。甘い香りが立つ一方で、飲むと意外にもすっきりとした味わいが広がり、そのギャップも楽しめる一本です。「まずは八戸のワインを知ってほしい」というオーナーの思いが詰まっています。

試合の有無に関係なく、サポーターが集まり、語り合うお店。 お客さんとスタッフを交えて、わいわい楽しくサッカー談義をしながら、肩肘張らずにワインを楽しめるのが、サブログの魅力です。

<shopinfo>

住所:青森県八戸市三日町24 みろく横丁店番15
営業時間:17時~24時 
定休日:不定休
 Instagram:ワイン屋台サブロク

 

③Casual bar Brotherhood.
ヴァンラーレを自然体で語れるbar〈Brotherhood.〉

〈Casual bar Brotherhood. 〉は、八戸市で約10年続くカジュアルバー。店内にはB’zへの愛が随所に散りばめられ、音楽とともにB’zをいっぱいに感じる空間が広がっています。

そんなお店の一角に、ヴァン太くんを発見!

店主とスタッフは、ともにサポーター。特定の選手を追いかけるのではなく、運営や育成も含めてチーム全体を注目する“箱推し”スタイル。このお店で特に印象的なのは、試合を見たことがなくても、ルールに詳しくなくても、心地よくヴァンラーレの会話ができるお二人の空気感。柔らかさがあり、ちょっと気になる程度の距離感でも歓迎してくれます。「J2に昇格したので、まち全体で盛りあげていきたい」さらに、「八戸らしさを失わずに応援を続けていければ」と語ります。クラブの歩みと地域の未来を重ねながら、変わらずこのまちで応援を続けていく姿勢が伝わってきました。

〈Brotherhood.〉の名物は、店名を冠したオリジナルカクテルです。詳細はあえて明かされず、「まずは飲んでみてからのお楽しみ」という一杯は、この店らしい遊び心にあふれています。

さらに、barでありながら根強い人気を誇るのがかすうどん。お酒の〆としても、語り合いながらつまむ一品としても好評で、つい長居してしまう理由のひとつです。

試合後に感想を語る夜も、初観戦の前夜にも。
〈Brotherhood.〉は、応援歴や知識に関係なく、ヴァンラーレを好きな人が心地よく繋がる憩いの場でした。

<shopinfo>

住所:青森県八戸市岩泉町10 ならだてビル 4F
営業時間:18時~翌1時、金・土・祝前日~翌2時
定休日:なし
 Instagram:Casual bar Brotherhood.


④更紗
選手たちの”八戸の母”がいるお店。家族のように集えるお好み焼き〈更紗〉

お好み焼き〈更紗〉は、店主の上平レイ子さんの気さくな人柄がにじみ出る、明るい雰囲気が魅力のお店です。

ヴァンラーレ八戸との関わりは、ある選手が家族と食事に訪れたことがきっかけでした。サッカー選手だとは知らず、あくまで“一人のお客さん”として接していたレイ子さん。当初はJリーグについて全く詳しくなかったものの、「県外から来て、知り合いも少ない選手を応援したい」という自然な気持ちからサポーターに。気づけば、今では選手たちの“八戸の母”的存在になっています。

お客さんとの会話や、SNSでの発信など、種をまくようにクラブの存在や選手の魅力を広めていく姿勢は、まさに更紗らしさそのものです。サッカーを深く知っているから応援するのではなく、人と人とのつながりのなかで生まれた応援。その距離感こそが、更紗らしいヴァンラーレとの関わり方だと感じさせてくれます。

関西のお好み焼きをメインに、鉄板焼きやもんじゃ焼きまで幅広く楽しめる〈更紗〉の料理はデザートまですべて手作りというのが、お店のこだわり。
初めてお店を訪れる人におすすめなのが、五味焼(900円)。そして選手に人気のメニューは、かちく焼き(1,000円)とそばめし(950円)。
どれも店主の経験が詰まった一枚で、バランスよく味わえるメニューばかりです。

ヴァンラーレ八戸の話題をきっかけに、おいしい料理を囲み、また次の試合の話をする——。今年も、この場所から、どんどん応援の輪が広がっていきそうです。

<shopinfo>

住所:青森県八戸市桜ケ丘2-1-5
営業時間:11時30分〜14時LO、17時〜21時LO
定休日:木曜
 Instagram:お好み焼き 更紗

 

終わりに。

今回取材した4店舗では、ヴァンラーレ八戸が日常に溶け込んでいました。クラブはスタジアムだけでなく、まちのなかでも育まれています。食事を楽しみながら、何気なくクラブの話ができる。そんな日常の積み重ねが、応援の輪を広げていくのかもしれません。今季もサポーターが一丸となり、まち全体でクラブを盛り上げていきたいですね!

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