まちを歩けば見えてくる、地元の魅力を再発見!【小中野】

小中野生まれ小中野育ち、小中野内でお引っ越し。小中野LOVEな私ことわかめ(はちまち運営スタッフ)が地元について語りたいと思います。

writer
wakame

八戸生まれ八戸育ち、現住も八戸。お酒をこよなく愛する酒場の住人。ほかにも本と映画と音楽が好き。休日はお酒を飲みながら映画を観るか本を読むかのほぼ2択。たまーに愛車でドライブも。行き先を決めず気の向くまま走るのが好き。

『これからの映画文化を盛り上げる会@青森』メンバーとしても活動中。

Twitter|『これからの映画文化を盛り上げる会@青森』Twitternote

住み良い、便利なまち、小中野。

以前、「小中野って何もないよね。治安も悪そうだし」と、知人に言われたことがある。
生まれたときからずっと住んでいる私は声を大にして言いたい……

「違う、そうじゃない。君はまだ小中野を知らない」

赤枠内が小中野。実は結構広いんです。

小中野は徒歩15分圏内に駅が2つ(小中野駅、陸奥湊駅)あり、3本のバス通りが横断しているためどこに行くのにも交通の便がとてもいいのです。なんなら中心街にも30分くらい歩けば着いちゃいます。

保育園に幼稚園、小中学校、公園だってある。子育て世代も住みやすい。

そして近隣にスーパーやドラッグストアもあり、買い物にも困りません。ちょっといけばラピアだってあるんだから。

それに魅力的な場所だって多いのです!
個人的に好きなスポットを一気にご紹介。

 

わかめが行く、ぶらり小中野まち歩き。

まずは〈新むつ旅館〉。
小中野といったらココ! 言わずと知れた小中野の有名スポットです。元遊郭の建物を使った旅館として、全国から宿泊客が訪れました。

2022年に廃業し、現在見学できるのは外観のみ。
内観は八戸ポータルミュージアムはっちに模型が展示されており、そちらで見ることができます。

お次は細長い建物を貫く謎のトンネル。
トンネルを抜けるまでの間に昔はたくさんのお店が入っていました。

ここ以外にも謎のトンネルがあるんです。ぜひ探してみてください。

なんとか読める〈こーひーらうんじ〉の文字。こーひーらうんじ……いい響き。

一度入ってみたかったなぁ。

〈御前神社〉。小学校低学年の頃でしょうか……お姉ちゃんっ子だった私は、姉と姉の友人が初詣に行くと知り「一緒に初詣に行きたい」とわがままを言って困らせました……大人がいなかったのに連れて行ってくれてありがとう。

トトロ…トトロがいる! 可愛い!!

南部せんべいといえばココ! 〈たちばなせんべい店〉。
前を通るといい香りがしてついつい買ってしまいます。

バターせんべいが好き。

青春の地〈ワヤマボウル〉!
子どもの頃、町内会のイベントでボウリングをした思い出。 2008年に営業を終了してからは、ドラッグストアや八百屋が入り〈小中野ショッピングプラザ〉として地元住民の生活を支えています。

オブジェのピンが撤去された時は心にポッカリと穴が……。さらに、老朽化により建物自体の解体が決まっているようで……寂しい!!

市民に愛され続けた〈再会〉。
2023年5月31日に惜しまれつつ、53年の歴史に幕を閉じました。
幼少の頃から母に連れられ、兄妹みんなで遊びに行っていました。大人になってからはママとコンサートやランチに行ったり、 孫のように可愛がってもらいました。

今までもこれからもずっと大好きな場所。お店を閉めると知ったときは大号泣しました。

そして今はもう建物がないのですが〈旧旭商会(ひまわり食堂)〉。
数回しか行った記憶はありませんが、夜店の帰りに食べたかき氷…… キラキラしたガラスの器に盛られたしゃりしゃりの氷、甘ーいシロップ、そして真っ赤なさくらんぼ。幼少期のとても大切な思い出です。
こちらも〈新むつ旅館〉同様、はっちに建物の模型が展示されています。

他にも気になる場所、楽しい場所がたくさんあるんです!
今回ご紹介しきれなかったお店は、今後の記事でご紹介しますので、公開を楽しみにお待ちください!!

 

かつての小中野そしてこれからの小中野。

小中野、それはかつて“花街”として栄えたまち。
小中野、それはかつて“小中野銀座”と言われるほど賑わったまち。
小中野、それはかつて商店が立ち並び活気溢れたまち。

「あの頃はよかった」「あの時代の小中野は賑わっていい町だった」ーー時折そんな話を耳にします。
確かに昔から住んでいる人から見ると、今の小中野は以前に比べ活気がないのかもしれません。しかしそれを嘆いているだけでいいのでしょうか?

ほんの少し見る角度を変えるだけで、新たな発見・魅力に気づけるはず。そんな思いを込めて、小中野特集をお送りします。

公開日

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