和菓子の名店〈戸田菓子舗〉で、宝石のような菓子を。【吹上】
手みやげ選びで迷ったら、〈戸田菓子舗〉に訪れてみませんか? 全国レベルの和菓子、四季折々の宝石のような大福があなたを待っています。どれもこれも素敵で、どれを選んでも喜ばれること間違いなしですが、今回はおすすめ手みやげを紹介します。
手みやげ選びで迷ったら、〈戸田菓子舗〉に訪れてみませんか? 全国レベルの和菓子、四季折々の宝石のような大福があなたを待っています。どれもこれも素敵で、どれを選んでも喜ばれること間違いなしですが、今回はおすすめ手みやげを紹介します。
八戸東高校通りにて、約80年もの間続いている〈戸田菓子舗〉。現在は、3代目である戸田和博さんが、お店を経営しています。
和博さんは、高校卒業後、別の和菓子店での5年間の修行を経て〈戸田菓子舗〉に戻ってきました。初代の祖父、2代目の父と代々お店を経営していましたが、和博さんの結婚を機に本格的に事業を継ぐことに。31歳のときだったそうです。
〈戸田菓子舗〉のこだわりは、よい材料を使用したオリジナル商品。「どこにいってもあるようなものばかりではつまらない」という和博さんは、オリジナル商品を数多く揃えるようにしているといいます。
今回は、そんな〈戸田菓子舗〉の手みやげを紹介します。
まずはじめに紹介するのは、写真右の「どら焼き」260円。和菓子の王様といっても過言ではないどら焼きですが、〈戸田菓子舗〉では、ふんわりしっとりの生地と、口当たりのよいあんこが特徴です。
あんこには石川県産の能登大納言小豆2Lサイズを使用しているため、粒は大きめ。青森県で唯一、〈戸田菓子舗〉だけが使用しているのだそう! 口当たりがよく、食べ応えがあり、こしあん派の私でさえ、粒あん派に寝返ってしまいそうなほどの感動でした。
写真左の商品は「くるみ満月」300円。
ふわふわの生地に挟まれているのは、くるみ味の餡だけかと思いきや、くるみ自体も入っていました。食感の強いくるみがアクセントとなり、もう一個、あと一個、といくらでも手を伸ばしてしまいそうなほど、食べていて楽しい和菓子です。
実は「くるみ満月」は、2008年に開催された『第19回全日本カリフォルニアくるみ製菓製パンコンテスト』の銀賞受賞作品なんです! 「全国レベルの和菓子なんです!」と、手みやげを渡すときのエピソードにもなりますね。
次に紹介するのは、「フルーツ大福」。旬のフルーツを大福で包み込んだ商品です。
いまの時期は、「ぶどう大福」160円と「シャインマスカット大福」180円を販売中。
箱を開けた途端に果物の香りが鼻腔をくすぐります。宝石のようにきらきらと輝く大福たちの愛おしさたるや……!
大福にはまるごと一粒、ぶどうやシャインマスカットの実が包まれています。皮のやわらかさと、果物のみずみずしさが口の中ではじけ、やめられない止まらない味です。
もちもちの食感を味わいながらも、最後は果物本来の味が口に広がり、スッキリして食べ終われる絶品です。
そんなフルーツ大福は、カジュアルな手みやげにぴったり。
要冷蔵なので、暑い時期は持ち運びにお気をつけください。
定番商品のクオリティの高さもさることながら、通常の和菓子屋さんと比べ、通年商品が少ないことも〈戸田菓子舗〉の特徴のひとつ。なかには、夏しか来ないお客さんもいるのだとか。時期毎にかわる〈戸田菓子舗〉のお菓子は、八戸市民への四季の便りになっているのですね。
四季折々の〈戸田菓子舗〉の手みやげを持って、大切な人に会いにいくのもよさそうです。