館鼻岸壁朝市のあとは〈浜市場みなとっと〉へ。自宅でのっけろ丼を作ってみた!【湊町】

2019年にオープンした、八戸みなと漁協の直営施設〈浜市場みなとっと〉。漁協の直売所に、海鮮食堂と体験実習室が併設されています。館鼻岸壁朝市のそばに位置するみなとっとを訪れ、その魅力を探りました。

writer
さいとう-ふ

2025年開催【ライター養成講座】受講修了者

青森県八戸市出身
・26歳
・会社員
・ボクササイズ

朝市の後はみなとっとで朝食を。漁協直営のミニ市場。

国内最大級の朝市である館鼻岸壁朝市。そこから車で1分ほどの距離に、日曜の朝から海鮮丼を楽しめる施設があることはご存じでしょうか。

その名は 〈浜市場みなとっと〉。通常営業時間は10時から16時ですが、館鼻岸壁朝市が開催される日曜日は、7時30分から営業しています。新鮮な魚介類はもちろん、お土産も買えて、ソフトクリームだって楽しめて、日曜の朝は朝市からの“ハシゴ”もできちゃうんです!

みなとっとがあるのは、館鼻岸壁朝市から450mほどの場所。館鼻岸壁朝市の会場から出て道路を左に曲がり直進すると、まもなく右手側に 〈浜市場みなとっと〉の建物が見えてきます。ローソン八戸夢の大橋店のすぐ隣なので、ローソンの看板を目印にすると見つけやすい。

ローソン看板の奥に見える黒い屋根の建物が〈浜市場みなとっと〉。

みなとっとの直売所では、一尾丸ごとの魚や殻付きの貝類など、 新鮮な魚介類のほか、 手作りのお総菜や地元のお土産品が並びます。

この日は殻付きホタテが100円。安い!

活魚も売っており、有料で捌いてもらうことができます。

店内製造のお総菜。味付け真つぶの隣に並ぶのは、ずばり「日替りお惣菜」……名前の潔さに惹かれて購入。

今や全国区の知名度を誇るお菓子「しんぼり チョコQ助」。みなとっとではしんぼりの商品も各種取り揃えています。

また、みなとっとでは直売所の新鮮なネタを使って、オリジナルの丼、「のっけろ丼」を作ることができます。直売所で販売しているネタを竹製の専用ザルに入れて併設の食堂 〈漁師食堂 鮮八〉に持ち込んで、食堂でご飯と汁物を購入すれば、みなとっと名物「のっけろ丼」のできあがり。

みなとっと併設の食堂〈漁師食堂 鮮八〉の前に積まれたのっけろ丼専用ザル。このときは残念ながら食堂の営業は終了していました。

のっけろ丼は自由。揚げ物をのせたっていい。

店内で買い物を楽しんだ後は、ソフトクリームを食べて一休み。

併設の食堂やソフトクリーム販売も7時30分から開始のため、朝市に寄ったその足でみなとっとを訪れ、食事や買い物を楽しむことができます。


みなとっとで購入した刺身で、自宅で「のっけろ丼」を作ってみた。

食堂の営業が終わっていたので、自宅でのっけろ丼を作ってみることにしました。今回私がみなとっとで購入した商品はこちら。

写真右上から、ひらめ、にしん、ホタテとサーモン、本マグロの刺身、ゆず風味いか塩辛、山クラゲ松前。

ゲンゲンボウという魚の唐揚げ。ゲンゲンボウは深海に生息する魚で、コラーゲンが豊富なのだそう。

購入した商品を使い、自宅でのっけろ丼(風)を作ります。他の購入品と一緒に並べたら豪華な夕食に。

写真左からのっけろ丼、ゲンゲンボウの唐揚げ、日替りお総菜、山くらげ松前。

メニューは以下4品。
・のっけろ丼風
・ゲンゲンボウの唐揚げ
・日替りお総菜(きゅうりのからし漬け)
・山くらげ松前

のっけろ丼風に使用したお刺身はどれも臭みがなく新鮮。山くらげ松前は甘さがしっかりとしていて、お酒にも合いそう。日替りお総菜(きゅうりのからし漬け)は辛さがおだやかで、子どもでもおいしく食べられそうな味でした。

初めて食べたゲンゲンボウの唐揚げは、身は細かい繊維質で柔らかく、皮と身の間のゼラチン質がもっちりとしており食感が面白い。しっかり味がついた衣と、あっさりした味わいの白身との相性が良く、おいしかったです。

港町八戸ならではの新鮮で種類豊富な魚介類が楽しめる〈浜市場みなとっと〉。次の日曜日は、朝市のあとにみなとっとに立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

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